hiro07082002のブログ

都内50代シングルWOMAN

独居の父に会いに

昨年父親は再び妻を亡くした。


私の実の母親がガンで亡くなった後
数年して当時57歳の父親は
41歳のやはり離婚しまだ学生を含む4人の子供のいる
その人と再婚した。



私や兄弟は当時すでに結婚し、子供もいて
母を亡くし傷心し一人で暮らしていた父親に対して
それとは別の様々な家庭の事情?歴史?により
常に寄り添うことができなかったので
父にパートナーができて安心した。


父は86歳で再び一人暮らしとなった。


兄弟と同居も話しあったが
父を含め今の暮らしを続けることとなった


幸い?父親と私たちは電車でも、一番遠くて1時間ほどの距離で
まぁでも
男兄弟はマメとは言えず
会いに行くのはもっぱら私の専門となっているが


父から頻繁に電話がくるようになり
私の父宅への定期的な通いが始まった。



私が成長してから
父親から私に連絡をするなんてことは
本当に稀だった
責めるわけではないけど
私自身離婚し苦しかった時も
自分から積極的にコンタクトしなかったこともあるが
本当に1年に2.3回年始の挨拶や亡くなった母親の墓参りなど
特に近況を報告しあう電話もなく
この20年過ぎてきた。


それが昨年の義理の母の病死から
最初は週に1.2回の電話から始まり
月に2.3回父のもとに行くようになった


いきなり一人暮らしが始まり
父親も精神的に不安になったり寂しかったりで
体調をこわすのではないかと心配だったからだ



それが最近になって
行く頻度は少しずつ減っていった


昨今の状況もあるが
都内に住む私が近くでも他県に行く
また毎日発表されるニュースで外出を控えなくては
私自身会社員なのでもしかして
私が原因で…と考えると
政府の発表の状況によっては
直接訪ねるのがはばかられた
幸い家事全般、義理の母の数年前からの痴呆により
父はマメに食事から掃除など慣れていて
その面の心配はしなくて済んだ


父にあまり連絡を取らなくなった



そして、気になってきたことがある


私は親孝行な
いい娘ではないのではないかと
自分を責めるのではなくて
自身に少し失望する



父はずっと娘の私を
気にかけていなかったくせに


私が大変な時
あなたは何も気にかけていなかったのに



自分勝手なんじゃないかと



今年57歳になる自分が
子供じみているように
感じて
でも
心の中でもたげてくる
その感情に
ちょっと
自身に対して
失望するのです


老齢の親にたいして
そんなふうに考えてはいけないと



昨日久しぶりに
食材をもって昼過ぎに訪ねました


繰り返しのような過去の父の話


途切れる会話


私が帰る際の特に気にもしない態度
きっと兄が来たほうが嬉しいかなと
よぎる思い


ではまた